リモートラジェータの騒音調査と対策の納入事例

関東地区某社 非常用発電設備リモートラジェータの騒音対策として騒音調査測定を行い、防音壁を設置した事例です。

対策前のリモートラジェータの騒音測定

騒音対策では、対策前の騒音の状況をしっかりと調査することで効果的な対策が行えます。

施工前

対策前の騒音測定の結果、騒音レベルはリモートラジェータの機側1m点で55dB(A)でした。

この測定結果に基づいて防音壁の遮音性能と形状、寸法および設置位置を計画しました。

防音壁は自立式で、コンクリート基礎の上に設置する

フジイサウンドテクノの防音壁BKシリーズは、パネル組み立て式の自立型。コンクリート基礎に対して、アンカーボルトで固定します。

防音壁のコンクリート基礎

本現場は、既設のフェンスとコンクリート壁の間隔が1m弱で、狭いスペースへの設置となりました。

奥行き方向へのコンクリート基礎

今回の防音壁の形状はコの字型のため、その形状に合わせて、奥行き方向へも基礎を用意しました。

防音壁パネルは幅が1.2m程度なので分割搬入が可能

防音壁パネルの搬入写真

フジイサウンドテクノの防音壁は幅1.2m程度のパネルのみで、大きな柱材(H形鋼など)はありません。

ユニック車で防音壁パネルを現地に搬入し、いよいよ組み立てです。

防音壁パネルの組立

コンクリート基礎には、ベース材(溝形鋼)をアンカーボルトで固定します。

次に防音壁パネル同士をボルトにより接続して組み立てていきます。

防音壁の設置完了

狭いスペースでしたが、現場の形状に合わせた設置が無事完了しました。

今回のように既設の非常用発電設備の周囲に防音壁を設置するのは簡単ではありませんが、BKシリーズは自立式で大きな柱材が不要な点がメリットです。

防音壁の設置で騒音目標を達成

防音壁設置後は、防音壁の外側で目標値50dB(A)以下となり、無事、騒音目標値を満足しました。

リモートラジェータ用防音壁

リモートラジェータ用防音壁

  • 型番:BK2A-4515D28
  • 外形寸法:4500L×1500D×2800H
  • 遮音特性:遮音等級 D-25 (JIS A 1419)

外面塗装色はシルバーが標準ですが、本防音壁はお客様ご指定のマンセルN-8です。

設置時間(工期)は、この規模の防音壁で概ね「半日」になります。