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放蒸サイレンサ(自立型の消音器)の納入事例
関東地区 某社食品工場向けとして、放蒸サイレンサ(自立型の消音器)を納入しました。
放蒸サイレンサの仕様
- 型式:BOC-500NF
- 流体:蒸気 + 空気
- 弁一次圧力:0.2MPa
- 流量:蒸気3400kg/h、空気3800kg/h
- 減音量:40dB(A)
- 数量:1基
- 縦置き自立型(レグ付き)
放蒸サイレンサの傘型出口フード
縦置きとする放蒸サイレンサの出口には、雨除けのための海老型フード(エビフード)を取り付けるのが一般的です。
お客様のご要望により、この放蒸サイレンサの出口フードは標準の海老型フードではなく傘型としました。
傘型フードは流体の吹出し方向が全周方向となるため、流体を拡散させやすい構造です。
出口フード下側には、防鳥金網があります。枠付きボルト止めなので、内部の点検が容易です。
放蒸サイレンサのレグ(脚)は溶接固定
この放蒸サイレンサは地上のコンクリート基礎に独立で据え付けられます。
レグ(脚)としてL形鋼を本体に溶接で取り付け、自立型としました。
また本消音器の納入に先立ち、据付用のアンカーボルトとケミカルアンカーを現場に納入しています。
入口フランジは蒸気用、空気用共に40A、ドレン用は25Aです。ご要望により、これらのフランジの高さをレグ下端から1mとしました。