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LNG配管用消音器の納入事例
某社工場内にあるLNG配管の透過騒音対策用として、LNG配管用消音器(サイレンサー)を納入しました。本消音器はインライン用ですが、ガス事業法の適用外でした。
LNG配管用消音器の仕様
- 型式:HC-2001S
- 流体:LNG
- 流量:2900m3/h
- 減音量:20dB(A)
- 数量:1基
LNG配管用消音器の耐圧試験
LNG配管には流量調整弁や減圧弁などが設置されますが、特に弁の下流側配管は騒音が大きくなります。本消音器はその配管透過騒音の対策用です。LNG配管は一定の圧力を持った流体が流れているため、本消音器は耐圧・気密試験を実施しました。今回は試験圧力が0.3MPaでした。
LNG配管用消音器の気密試験(周溶接部)
気密試験は、先ず周溶接部である(1)フランジとノズル、(2)ノズルと鏡板、(3)鏡板と本体胴板、に対して発泡液を掛け、漏れの無いことを確認しました。
また、本消音器は本体胴板がSS400の鋼板(t4.5)であるため、本体胴板の長手溶接部についても同様に確認を行いました。