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バグフィルタ用ファン排気消音器の納入事例
東海地区 某セメント製造メーカー工場内で稼動する既設バグフィルタ用ファンの騒音対策のため、バグフィルタ用ファン排気消音器を納入しました。
- 型式:LDSR-500B
- 対象機器:ターボファン
- 流体:空気(バグフィルタ通過後)
- 温度:95℃
- 流量:250m3/min
- 減音量:20dB(A)
- 数量:1基
バグフィルタ用ファン排気消音器の外形図
図は本消音器の三面図です。
形状は左下の正面図のようにL字形で、工場の床面に設置されたファンの上向きの吐出口に、フレキシブルダクトを介して消音器左下の入口フランジが接続されます。
入口・出口部分は圧力損失を抑える為にレジューサー(ホッパー)となっています。
右側面図のように、奥行き方向はファンの吐出口に合わせた寸法です。上から見下ろした平面図ではブラケットが一箇所見えませんが、これは入口側の垂直部分のみにブラケットを設けて荷重を受ける形としたためです。
バグフィルタ用ファン排気消音器の入口フランジ側
本消音器は音源の騒音の特徴に合わせた消音構造として、板状の吸音材で構成する吸音スプリッタ、及び共鳴構造を用いています。
写真は入口フランジ側から見たものです。
バグフィルタ用ファン排気消音器のブラケット
ブラケットはH-100×100×6×8の架台に乗せる寸法としました。既設のバグフィルタ用ファンの周囲に、新たに架台を設けて設置されます。