防音カバーは、騒音を発生する機器(ブロワー・コンプレッサー・ポンプ等)を内部に収納し、騒音を大幅に低減します。防音カバーは、防音ボックス、防音エンクロージャーなどとも呼ばれます。

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防音カバー(防音エンクロージャー)

フジイサウンドテクノの防音カバーは、組み立て・分解が容易な鋼板製のパネル構造で、複雑な設置状況にも対応が可能です。メンテナンスのための点検扉の他、換気用の吸排気消音器や換気扇、照明器具など、内部機器の特性に合わせたオプションを追加できます。

工場・プラントの騒音対策用として、比較的小型のファンから大型の発電機まで、さまざまな納入実績がございます。

中型発電機用防音カバー

燃料電池用防音カバー

写真の事例は、某社工場の中型発電機を格納した防音カバーです。保守点検のための多くの防音扉(点検口)を装備しました。また、配管設備や換気口は騒音の漏れない構造とし、低騒音化を実現しています。

燃料電池用防音カバー

発電機用防音カバー

写真は、ガスエンジンをマウントした防音カバーの内部です。壁、天井ともに内側を吸音処理しています。エンジン稼動時の防音カバー機側1m点(カバー外側)で85dB(A)を実現しています。

この他にも、 防音カバーの納入事例 がございます。

防音壁

防音壁は、遮音効果の高い壁構造で騒音を遮へいし、外側での騒音を低減します。
使用方法としては、次の2つがあります。

  1. 騒音発生源(騒音を発生する機器や建物)に近い場所に設置する:騒音の広がり対策
  2. 騒音測定点(敷地境界など対策対象)に近い場所に設置する:騒音の伝搬対策

パネル組み立て式防音壁(自立式)

フジイサウンドテクノの標準防音壁は、自立が可能なパネル構造です。L字型、コの字型の設置も可能なので、騒音発生源、騒音測定点のどちらにも対応しやすい形状です。

防音壁

自立式防音壁は、基本的に大きな基礎は不要です。これにより、工期の短縮とコスト削減が図れます。

オプションとして、メンテナンス用の点検扉を組み込むことも可能です。

その他の 納入事例 もご覧下さい。