集塵機排風消音器の納入事例

九州地区 某製鉄所の集塵機ファンの騒音対策用として、集塵機排風消音器を納入しました。

集塵機排風消音器
集塵機排風消音器
  • 型式:LDS-2900L
  • 対象機器:集塵機ファン吐出口
  • 流体:空気
  • 流体温度:170℃
  • 流量:9000m3/min
  • 減音量:機側1m点にて85dB(A)
  • 数量:1基
接続フランジ部
接続フランジ部

本消音器の寸法はφ3800×3800Lであり、4分割されたブロックをフランジ接続で組み立てます。上端に取り付けられたパイプは、工場出荷前の内部点検用に仮に取り付けた足場材です。

スプリッター
スプリッター

消音構造はスプリッター(必要な減音量に合わせた大きさの吸音材を枠に入れ、パネル化したもの)を5枚並べた形です。写真ではスプリッターの枠が見えています。また写真左端のパイプは、分割式ブロックの補強材です。

入口側スプリッターの風切板
入口側スプリッターの風切板

本消音器は煙突の中間に取り付けられ、流体は下側から上向きに流れます。よって下側が入口側となります。スプリッターの入口側には風切板を取り付けました。風切板は消音器の圧力損失を低減する効果があります。